表4 代表的な輸送振動規格

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ISO 13355:2016 Packaging - Complete, filled transport packages and unit loads - Vertical random vibration test ISO1335:2001からAnnex Aの振動数範囲が2~200Hzへ変更された。これはエアサスシャの普及によるものと考えられる。また今回の改正では、Annex A以外にEU提案JPN提案の条件が記載されている。
EU提案では、試験レベルは、路面状況に応じてLevel 1~3に分けられ、それぞれを規定の時間加振する。日本提案では、輸送距離に応じた時間設定となっている。
ISO 4180:2009Packaging — Complete, filled transport packages — General rules for the compilation of performance test schedules 包装貨物の性能試験計画作成の為の一般規則。振動試験については、ISO13355:2001(JIS Z 0232)と組み合わせ、供試品の質量、輸送距離から試験時間の決定が可能となっている。
ISO 8318:2000 packaging - Complete, filled transport packages and unit loads - Sinusoidal vibration tests using a variable frequency 輸送環境はランダム振動なので、正弦波試験は推奨しない。
ISO 2247:2000 Packaging - Complete, filled transport packages and unit loads - Vibration tests at fixed low frequency わずかに飛び跳ねる様子だけを再現する試験。推奨しない。
JIS Z 0200: 2013 包装貨物―評価試験方法 振動試験は改正前のJIS Z 0200:1999の正弦波掃引試験及びISO4180:2009を取り込んでいる。供試品質量、輸送距離から試験時間を選択できるようになり使用しやすくなっている。その他、落下試験、段積試験などを規定。JIS規格ではこちらを推奨する
JIS Z 0232: 2004 包装貨物-振動試験方法 ISO 13355: 2001及びISO 8313: 2002を取り込み、ランダム振動を推奨している。
MIL_STD_810G_514.6_AnnexC_2.2.1 U.S.Highway truck 一般道路走行に対応、輸送距離と試験時間との関係が規定されているランダム振動試験である。
ASTM D 4728:2012 Standard Test Method Random Vibration Testing of Shipping Containers トラック、鉄道、航空輸送の試験PSDは参考として掲載されているが、試験時間は個別に規定せよとなっている。
ASTM D 4169:2016 Standard Practice for
Performance Testing of Shipping
Containers and Systems
荷扱い衝撃、段積み、トラック・鉄道・船・航空輸送などの組み合わせ、各試験の厳しさの選択が可能になっている。振動はもちろんランダム振動。
2016年の改正では、トラック輸送の条件が変更となり High Level、Medium Level、Low Levelのすべてを決められた時間実施することが推奨されている。(計60分)